ふるさとの赤い電車〈春色夏色〉 《平成31年4月下旬》 |
性能的には何の不満も無かったD850。
それ故に、新機種への買い替え等全く考えていなかったのですが、色々あってミラーレス機に移行する決断を致しました。
そんな告知も兼ねて、最後の撮影作品の稀な増刊編です。
作品自体については後程。 長きに亘る不動の時代を築いてきたレフレックス機に代わり、小型軽量のミラーレスの時代に移行しつつあるのは確かなのですが、一番魅力を感じたのはそこではなく、逆に大型化されたレンズマウント。 特に広角レンズでの周辺画質向上を期待して、愛用のニコンでも超広角ズームが発売されたのを機に、常々そこに不満を抱いてきた身には、如何程の実力かは計りかねる部分もあるのだけれど、一気に検討対象になりました。 そのレンズの画角が30o迄をカバーしているのも、標準ズームを手放して久しい我が身には、今迄のレンズ(既に売却:24o迄)には無い画角的魅力。 そして、ミラーレス機発売当初から気になっていた回析補正機能も、絞り込んでの撮影を多用する身には期待感大。 反対に不安な所では、D850で劇的に性能向上した連続撮影枚数が、今回の機種(Z7)では実に心許ない。 数値的には先々代のD800Eに先祖返りの様で多少心配・・・ その他、ボタンイルミネーションが非搭載等、小型軽量化の為に、若干ながら廉価仕様の雰囲気にも。 肝心要の撮像素子は、数値的には同一も、若干数の素子がオートフォーカス用に振り向けられているとの事ですが、その違いはほぼ皆無の仕上がりらしく、こちらは安心しています。 重要な進化として、ニコンでの作動確認の保証は無いのですが、手持ちの大容量モバイルバッテリー(USB PD対応)からの直接充電が出来そうなのも大きな動機の一つ。 遠征先での、車中泊での充電作業は時に億劫だし、盗難の恐れ(実害経験あり)もあって何とか改善したかった筆頭事項。 上手く作動する事を願っています。 代わって作品のお話を少し。 D850の売却を決断した翌日、天気予報通りの冬型の気候になりました。 鋭い日差し降り注ぐも北風ビュンビュン。 我が家の周辺はほぼ快晴。 但し、豊橋や伊勢方面上空は雲に覆われている雰囲気。 平成の終りと共に手放す事となってしまった薄縁の愛機最後の晴れ舞台は、一時だけの予定が、年に数度の好天も手伝い、ほぼ一日掛かりの活躍に相成りました。 因みに今回撮影分は全て、ピクチャーコントロールをZシリーズ同様の最新の仕様で仕上げています。 注文商品到着は運悪く連休明けになりそうですし、動機のズームレンズも未だ注文前ですが、その前にD850は売却予定なので、暫くは撮影不能で過ごす予定であります。 |